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プランから生じるメリット、デメリット

プランから生じるメリット、デメリット はコメントを受け付けていません。 | This entry was posted on 12月 05 2012

注文住宅を希望する人としては、既存の住宅メーカーのプランではどこか納得がいかなかったり、自分の実現したいプランが明確にあってそれを実現したいという希望が強いでしょう。

ただ、思い描いているそのプランが実生活の中でどのように機能しているかという想像力も、合わせて必要です。希望を叶えるというかたちありきでは、その希望を実現した時に感じてしまったデメリットとうまく付き合えなくなってしまいます。

よくある人気のプランニングテクニックと、そのプランから生じるメリット、デメリットを考えてみました。

まずは、最近よく見かけるようになった吹き抜けというつくりについてです。下階の天井を省いて上階と一つの空間でつなぐプランのことを言います。メリットとしてはやはり開放感が増すというのが一番でしょう。実際の広さよりさらに広く感じられます。上下階での家族のコミュニケーションが取りやすいというのも利点です。しかし、天井が必然的に高くなってしまいますので、下階の温かい空気が上階に逃げてしまうので、寒さ対策が必須となります。床暖房や天井扇などの設備を備えることでクリアできますが、普通に上下階それぞれに天井があるプラン以上に設備投資が必要になります。

次に、スキップフロアというプランがあります。これは半階ずつ床の高さを変えたりずらしたり、一つのフロア内で床に段差を付けるプランになります。メリットとしては、視線の届く距離が長くなるため、面積の狭い住宅でものびやかに床が広がっている印象を与えることができます。また、普通なら壁で仕切るスペースであっても、床の段差を変えることで、ある程度の別な空間を演出できる効果があります。ただ、デメリットとして高齢になった時に、この段差の上がり下がりが不便に感じることが挙げられます。そして、コスト面でも、床の高さを刻むように変更するのは、フラットな床より建築コストが割高です。