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障害者向け住宅

障害者向け住宅 はコメントを受け付けていません。 | This entry was posted on 9月 24 2014

障害者といっても、身近に感じない人が多いですが、同じ社会の構成員です。交通事故なども多く、障害が自分の身におきないという保証はありません。住宅の面からも、知っておくことは大切だと思います。

障害といっても、肢体が不自由な人、目が見えない人、耳が聞こえない人では、生活の障害になる問題が異なります。また、個々の考え方や生活スタイルの違いも、重要です。建て主は、生活スタイルや考え方を介助者とともに考え、それを設計者や施工者に伝え、バリアを解消する方法を、一つずつ選択していきます。家作りのスタッフは、セオリーや先入観にとらわれず、柔軟に対応することが求められます。健常者の住宅以上に、誰にでも当てはまるベストな条件はありません。

まず、障害の内容や重度、介助の要不要、生活習慣や使い勝手の慣れを考慮し、安全で使い勝手を良くするために必要なものは何かを考えます。たとえば、一般に無い方が良いと言われる段差ですが、車椅子を使う人、目の障害を持つ人には段差は大きな障害になります。しかし耳に障害を持つ人は、目で確認する範囲が広くなるスキップフロアや透明な仕切りが必要でしょう。段差を利用することもあるのです。日常的に介助が必要な場合には、プライバシーの確保や、安全で介助しやすい工夫が必要です。

バリア解消のためには、設計やプランを工夫することと、設備や機器を設置することの両方が必要です。
手すりやリフトは使いやすいか、スイッチは届くか、軽い素材かに注意し、自動や電動で負担を軽くします。
ちなみに、車椅子の360度回転できる最小回転円は、手動車椅子で50cm、電動車椅子で150×125cmです。