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地震でも動じない屋根を選ぶ

This entry was posted on 11月 14 2017

今年の4月に起こった熊本・大分の大地震では、過去最大級の震度が九州を襲いました。
耐震基準が改正された後に建った建物も、大きな横揺れの影響で激しくねじれたり、つぶれてしまった家屋が多く目立ちました。
日本では伝統的なイメージが強い和風建築には、瓦屋根が付き物です。しかし、スレート屋根や金属板と比較するとその重量が問題となります。

台風や地震が発生した時に、落ちやすい・われやすいというデメリットがクローズアップされています。
屋根が重くなると、揺れが発生した時に重心が取りづらくなります。そして、建物全体のバランスを取るには、更に強い構造体が必要になります。
そして、それを支えることができるだけの丈夫な基礎と地盤の硬さが備わっていることが大切です。
実際に、震災が起こった時の瓦屋根被害は多く、個々のケースを詳しく見ると、瓦と屋根がしっかり固定されていなかったという事例も多いようです。
このような現状を受け、建築業界では瓦耐震マニュアルの施工ガイドラインが定められています。

屋根は床と同じく耐震壁に地震エネルギーを伝える役割を担っています。そのため、屋根事態にも充分な構造強度が求められます。
屋根の強度が弱いと雨もりの原因にもなります。地震や風、経年劣化によって変形し、屋根素材の下に敷いた防水シートに亀裂が入ると、そこから雨もりが発生してしまいます。
雨が長く続くと、木材の構造材を腐らせて、住宅の耐久性が下がります。雨もりしない屋根づくりも、耐震性能を向上させるのに有効なのです。

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